エアゾール製品の正しい捨て方

            
    〜 必ず使い切ってから 捨てましょう 〜




● 中身を使ったエアゾール缶は、一般の金属缶(スチール缶、アルミ缶)に混入して同時処理しても問題なく、有価物のリサイクル再生材として活用できることが 実証されています。アメリカ、カナダ、ドイツなど各国では、数多くの地方自治体・機関が使用済みエアゾール缶の再生リサイクル活動を進めています。





● エアゾール製品は中身が残っているものをそのまま捨てると、ごみの収集処理の際に容器が破裂することがあります。ボタンを押して中身が出ないことを確認し てください。


● やむを得ず使い切らずに捨てる時には、火気のない通気性の良い戸外で、衣服にかからないようにして、中身が出なくなるまでボタンを押してから資源ごみ(金 属容器)の中に出してください。



● 使い切った後、キャップ(ふた)や噴射のための押しボタンを取り除いてください。ただし、手で容易に取り外せないキャップや噴射押しボタンは、無理して外 さないでください。

(以上、エアゾール製品処理対策協議会資料より)



新たな話題!  〜エアゾール缶の中身排出機構について〜



 使用済みエアゾール缶の廃棄処理問題は、エアゾール業界と地方自治体との間で、@中身排出機構の装着徹底A簡易処理機の業界提供B消費者相談窓口の整備−−の3点で合意し、大筋の方向性が決まり対策が本格化します。 このうち、中身排出機構の装着徹底は平成19年4月をメドに実施を目指しています。とりわけ、一般の消費者のご理解が必要なので、エアゾール適正処理推進委員会が作成した質問回答集を参考のため掲載します。なお、医療用エアゾール製品は店頭回収、カセットこんろ用ボンベはヒートパネル化で対応します。 質問回答集は委員会作成の原文をそのまま採用しました。 消費者のご理解の一助になれば、幸いです。



エアゾール缶(スプレー缶)の中身排出機構
に関するよくあるご質問記


 廃エアゾール缶の収集や処理時の事故を低減するために、エアゾール製品に中身排出機構を付ける取組みを進めています。中身排出機構とは、缶を廃棄する場合に缶の内部に残留する中身を確実に出し切るための仕組みで、各メーカーにより様々な形のものがあります。中身排出機構を安全・確実にご使用して頂くために、当委員会にお寄せ頂いた主なご質問について解答させて頂きます。

Q1  エアゾール缶にはなぜ中身排出機構が付いているのですか?

 エアゾール缶を廃棄する場合には、中身を出し切って自治体の分別区分を従って、廃棄する必要があります。この中身を確実に出し切るために中身排出機構を使用します。
 中身排出機構は、使用に当たっての安全性を確保するために、以下のような技術的な配慮をしており、記載された使用方法を守っていただければ、通常の使用と同等以上の安全性が保たれるよう設計されています。

 (1)中身排出機構は、作動を開始しても使用の途中で停止できる構造であること。
 (2)中身排出機構は、作動させた状態で中身が人体にかからないように、排出できること。
 (3)製品のアクチュエーター(噴射ボタンなど)をそのまま使用する中身排出機構は、火炎長試験で逆火が認められてないこと。


Q2 どうして使い切ったエアゾール缶なのに中身排出機構を使う必要があるのですか?

 エアゾール缶を使い切ったと思っている場合でも、エアゾール缶は使用時に温度が下がるため、ガス圧が下がり、缶の中には少量のガスや中身が残留する場合があります。
また、温度が低いところで使用した場合などは、噴射ボタンなどを押してシューッという音がしなくなった場合でも、温度の高いところで押すと再びシューッという音がすることがありますので、中身排出機構は必ず使用してください。

Q3 中身排出機構の安全で正しい使い方を教えてください。


 中身排出機構には、エアゾール缶の噴射ボタンなどをそのまま使用するタイプ、キャップやキャップに付いている機構を利用するタイプなど、製品の特性やメーカーによって様々なものがあります。エアゾール缶本体や添付の使用説明書に使用方法が記載されていますので、よくお読みになって ご使用ください。

Q4 中身排出機構は室内でも使えますか?

 エアゾール缶には噴霧ガスとして可燃性の液化石油ガス(LPG)やジメチルエーテル(DME)が多く用いられています。また、製品によっては、有機溶剤などのように、大量に吸い込むと人体に有害なものが含まれている製品もあります。そのため、中身排出機構を使用する場合には、風通しが良く、広く、火の気の無い屋外で、風下に向かって、人にかからないように使用してください。室内では絶対に使用しないでください。

Q5 使い残してしまったエアゾール缶はどのようにすればいいのですか?

 使い残したエアゾール缶をそのまま廃棄すると、収集車両や廃棄物処理施設での火災事故の原因とな可能性があります。そのため、エアゾール缶を廃棄する場合には、中身を出し切って廃棄する必要があります。
 中身排出機構は、原則として、使い切った廃エアゾール缶に使用するものですが、やむを得ず使い残したエアゾール缶に使用する場合には、缶に表示してあるメーカー相談室にお問い合わせの上、指示された使用方法を必ず守って使用してください。使い残したエアゾール缶に中身排出機構を使用する場合には、中身があふれて床や周囲を汚損するおそれがありますので、新聞紙を敷くなど十分注意をして行ってください。中身を出し切った後はお住まいの自治体の分別方法に従って廃棄してください。
 中身排出機構が装着されていない場合には、風通しが良く、火の気のない屋外でシューッという音がしなくなるまで噴射ボタンなどを押し、ガスを出し切ってから、お住まいの自治体の分別方法に従って廃棄してください。

Q6 中身排出機構はすべてのエアゾール缶に付いているのですか?

 エアゾール缶にはガス量の多いものから少ないものまで、様々な製品があります。また、噴射ガスに窒素など不燃性ガスを使用している製品もあります。そのため、可燃性ガスの使用量が一定以上の製品には装着するようにしていますが、必ずしもすべての製品に装着されているわけではありません。

Q7 カセットボンベも中身排出機構は付いてますか?

 カセットボンベには中身排出機構は付いていません。カセットボンベが消費されるのは冬場が中心であり、外気温度が10度Cを下回るとガスの発生が難しく、中身排出機構がうまく作動しにくくなるからです。  ガスが残っていると、水が残っている状態と同じく、゛サラサラ、チャプチャプ”という音がします。必ず使い切ってお住まいの自治体の分別方法に従って廃棄してください。なお、どうしても使い切れないときは、ボンベに表示している販売元または製造元にお問い合わせください。



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